厳島水中花火大会|海上プレジャーボート警備をドローンで実施

3機・定期航路・ドローン連携で“安全航行”を徹底サポート(※全国初の試み)

海上プレジャーボート警備をドローンで実施

1. 概要

大会開催当日、海上のプレジャーボート動静監視をドローン3機体制で担当。各機は事前に設定した専用航路を周回し、無線で本部・警戒船・係留筏(いかだ)と連携。筏への乗り上げ・危険接近・過速度を即時通報し、現場オペレーションを支援しました。
本運用は、海上イベントの警備にドローンを“3機・定航路・無線一斉通話”で組み合わせた点で全国初の試みです。

2. 活用例

  • 海上イベントの航行監視(プレジャーボート・SUP・カヤック等)

  • 会場外縁の仮想フェンス監視(進入・滞留の検知)

  • 花火打上・筏周辺の安全半径可視化と注意喚起

3. 具体的な展開例

  • 3機の役割分担

    • A機=警備Aドローン

    • B機=警備Bドローン

    • C機=警告ドローン(サーチライト/警告スピーカー)

  • 無線網:大会本部/警戒船を通話で統制

  • 即応フロー:検知→サーチライトにて警告→警備艇への連絡→必要に応じ現場船が誘導

4. 独自性

  • 全国初の運用設計:3機・定期航路・時分割のタイムスロット運用で死角ゼロ設計

  • 海上向け監視UI:方位・距離・速度の声掛けフォーマットを標準化し誤認を防止

  • 花火演出・観客動線の理解:撮影と警備の両立を前提にルール化

5. 期待される効果

  • 危険接近の早期発見・未然防止

  • 警戒船の走行距離・負担軽減

  • 本部の状況把握スピード向上(指示が明確に)

  • 事後検証や安全記録として映像を活用

6. 対象業界

自治体/実行委員会/警備会社/イベント制作会社/海上交通管理/観光協会

7. 実現へのステップ

STEP 1. 事前設計:海域図・航行想定・打上配置から航路・高度・待機点を策定/周波数・通話系統を統一
STEP 2. リハーサル:薄暮での試験飛行、デッドゾーン確認、代替航路の用意
STEP 3. 本番運用:3機ローテーション(飛行—給電—待機)/検知→通報→誘導の即応

8. まとめ

“見えない海上のリスク”を俯瞰で可視化。 ドローン警備は、花火大会の安全運営を支える実効的な手段です。今回の全国初となる運用モデルをベースに、海上イベントの警備設計から当日の運用、事後レポートまで、SEAGLASSが一貫対応します。

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